Googleからハイエンドスマホ、Pixel 4が先月10/24にSIMフリー版とソフトバンク版がリリース。
カメラの性能には定評のあったPixel 3の後継機ということもあって、
同じくカメラの性能が劇的に進化したiPhone 11シリーズのライバル機とされていますが、
その実力はどうなのでしょうか?
■Pixel 4のサイズは?
5.7インチ有機ELディスプレイのPixel 4と、6.3インチ有機ELディスプレイのPixel 4 XL、二種類から選べます。電池容量とサイズ以外には大きな差がないので、コンパクトさを重視するならPixel 4、画面の大きさを重視するならPixel 4XLがオススメです。
■カメラ性能は?
Pixel 3はシングルレンズでしたが、今回のPixel 4はデュアルレンズへと進化。二つのカメラは16メガ・ピクセルと12メガ・ピクセル。それぞれが望遠と標準のカメラ機能を果たしています。超解像デジタル処理技術を用いており、最大8倍でズームしても画質の劣化はほぼありません。 前作で大好評だった「夜景モード」は健在で今作も夜の街などを撮った際の鮮明さは圧巻です。そして、こちらも前作で大好評、人物の背景を認識してぼかせることで人物を鮮明に際立たせる「ポートレート」モードは今回も搭載されています。iPhoneとの比較では、「超広角」機能は本作には搭載されておらず、ここは評価が分かれるところでしょう。
■OSやCPUスペックは?
最新OSの「Android 10」搭載。CPUはSnapdragon 855(2.4GHz + 1.78GHz。64ビットオクタコア)で、現行の機種では最高レベルです。メモリ(RAM)は6GBでタッチした際のレスポンスやアプリの複数起動などでも、パフォーマンスが損なわれることはなさそうです。
■海外旅行には便利なeSIM対応
SIMスロットへとセットするSIMカードと別に、スマホ内のSIMに二枚目のSIMデータを書き込めるというeSIM機能を搭載。海外渡航時に日本で使用しているSIMを抜かずに現地で使えるeSIMを追加できますので、海外によく行かれる方にとってはかなり便利な機能となっています。
■便利な音声文字変換機能
「Recorder」というアプリが付属しており、これは録音した音声をテキスト変換、そのまま保存できる機能です。非常に便利な機能ですが、現在のところ日本語対応はしていません。しかし、今後は対応予定がありますので期待できるところです。
■まとめ
価格は8万9800円からと、高額ではありますがCPU、カメラともに性能は申し分がありませんので、iPhone 11のライバルと呼ぶにふさわしいバランスのとれたハイスペックな機体だと言えるでしょう。