近年、一部で人気を博している「ガラホ」をご存知でしょうか?
この「ガラホ」、見た目は昔ながらのガラケーですが、中身はスマートフォンの機能を備えています。
このガラホはいったいどういう使い方をしたら便利なのか、なかなかイメージができないかもしれません。
今日のブログでは、そんなガラホの魅力とデメリットについてお話しします。
ガラホだけの魅力って?
通話機能だけを使用するならガラケーで十分ですが、ガラケーよりも高性能と言われるガラホならではの魅力とはいったい何でしょうか?
■通話の性能とテンキーの押しやすさはガラホの魅力
一般的なガラホの形状は折り畳み型のタイプとストレート型が主流です。
このどちらの形状も、昔ながらのガラケーと同じようなテンキー、十字キーがありますので、物理的にボタンを押しやすくなっています。
さらに、通話する際の聞き取りやすさに関しては特化した機能を備えているものがあります。
このテンキーの押しやすさはスマートフォンでは得られない大きな魅力で、物理ボタンの特徴としてボタンを見なくてもブラインドタッチして文字を正確に入力する事ができます。
さらに物理ボタンのメリットとしてはスマホではありがちな押し間違い、誤って通話している最中に別のボタンを押してしまう、といったことがありません。
■スマートフォンに比べて低価格なガラホ
ガラホを購入するには公式ショップや中古ショップ、メルカリやオークションなど、
様々な方法がありますが、総じてスマホよりも安価で手に入れる事ができます。
中古ショップでしたら新古品状態でも5000円ほどで手に入る機種がありますし、
メルカリなどではさらに安く入手することもできるでしょう。
フリマアプリなどに慣れている方なら、ガラホを格安で簡単に手に入れることができますよ。
■ガラホなら着信を見逃さず通話も快適に!
スマートフォンで音声通話を受ける場合には、アプリの操作中に音声通話が入ってきてしまって作業が中断したり、他のアプリの通知音などお知らせに紛れてしまい電話を取り損なってしまうことが多々ありました。
しかしガラホをメインに使うと、スマホのようにアプリを使用中に着信がある機会も減るので、電話を取り損なうことは減り、サブの通話専用機種として使えばスマホ画面を見ながら、通話はガラホでできるため、とても快適になるケースがあります。
外せない大事なお仕事の電話、お友達からの電話などはガラホの方がスマホよりも取り損なう確率は低くなるのではないでしょうか
注意!ガラホにはデメリットも
ここからはガラホのデメリットを挙げていきます。
ガラホの場合は使えるアプリがごくわずかです。通常のスマホの場合は「Google Play」からアプリをダウンロードする事ができますが、ガラホの場合は基本的にGoogle Play非対応、スマホのように自由にアプリをダウンロードして使用するという事ができません。
ただし、LINEはほとんどのガラホで標準アプリとして搭載されています。
また、auのキャリアでは「auスマートパス」という月額サービスに加入さえすれば、色々なアプリをガラホにダウンロードできます。
電話帳移行はスマホよりも面倒
ガラホの場合、Googleアカウントに保存されている連絡帳をそのままガラホ本体と同期する、といった便利な使い方はできません。
SDカードなどに全ての連絡先データを移し、その後でガラホにインポートする必要があります。
ガラホの月額料金は?データ通信を使うとスマホと変わらない?
スマホの料金プランと比較した際の、ガラホの料金プラン最大の魅力は「データ通信プランが必須ではない点」
スマホの場合はデータ通信をすること前提に料金プランの価格が設定されているのでどうしても割高になりますが、ガラホは通話プランのみでも加入することができます。
※一部キャリアによっては該当しない機種があります。
ここで注意点は、ガラホを使用していてデータ通信プランを利用する場合、データ通信料金が最大だと4000円程かかってしまい、スマホと変わらない月額料金になってしまうこと。
ガラホを使用してデータ通信も利用したい場合は、格安SIMを活用することをお勧めします。
通話メインで使いたい人にはガラホ!
総合してみると、ガラホは通話をメインで使っている人にはおすすめです。しかし逆に、
スマホのような使い方もしたいなら、素直にスマホを使用することをお勧めします。
また、スマートフォンとガラホ2台持ちなら、万が一の場面で連絡できる端末が2つあり安心できますね。
ガラホは通話に特化して利用することで、通話したい肝心なときに電池がない、、といったことも避ける事ができますので、端末選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。
また、ガラホでも格安SIMを利用できますので、
格安SIMを上手に活用できる方は、よりお得にガラホやスマホを楽しんでみてくださいね!