2020年も引き続き大人気のiPhone 11シリーズをはじめとして、
iPhoneユーザーの皆さまのうち多くは、文字を入力する際に「フリック入力」の手法を使っているかと思います。
このフリック入力はiPhoneだけではなく、スマートフォンで文字入力を行うスタンダートな方法でもありますし、熟練した方の中にはフリック入力の方がパソコンでのキーボード入力よりも素早いという猛者もいます^^;
フリック入力はスマートフォンの限られたディスプレイのスペースで文字を打ち込むには非常に優れた手法であることは間違い無いのですが、
そんなフリック入力よりも、もっと簡単に、もっと早く文字が打ち込める方法があったとしたらいかがでしょうか?
そうは言われても、なんだか難しそうですよね^^;
そんなフリック入力よりも簡単で素早い方法なんてある訳がない、あるとしても長時間の練習が必要なややこしい操作だったらそんな手段は必要ない、、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、この方法は驚くほど簡単、意外と見過ごされがちな便利機能としてiPhoneに向かって喋るだけで入力ができるのです!
Siriuだけしか使っていないユーザーが多数?
音声入力を活用した機能と言えば、iPhoneユーザーの方が真っ先に思い浮かぶのがSiriだと思います。
例えば明日の天気が知りたくなった時や、料理中にパスタの茹で時間に合わせてアラームを設定したり、睡眠の際に「何時間後に起こして」など、とても便利な機能が数多くありますよね。
しかし、Siriは話題にもなっていたし使った事はあるけれど、音声入力の機能は一度も使ったことがないiPhoneユーザーはたくさんいらっしゃるかと思います。
音声入力を使わない主な理由として考えられるのは、
音声認識や文字を変換する精度が悪いと修正するのも面倒で、それなら最初から使い慣れたフリック入力を使いたい、あるいは人前でiPhoneに向かって話すのは恥ずかしい、、などが挙げられると思います。
確かにSiriと同じく、人前でiPhoneに向かって話しかけるのは自宅に一人でいる時以外は抵抗のある方もいらっしゃるかと思いますが、文字入力や変換の精度に関しては現在のiPhoneは幾度もアップデートを繰り返して非常に高い精度まで達しています。
ですから悪いイメージを抱いている方も、この機会に一度は音声入力を試してみることをお勧めします。
そして、仮に精度に多少問題があって修正が必要になったとしても、
僅かな文を直すだけで済みますので、音声入力に慣れればフリック入力で打ち込むよりも、素早くイメージした通りの文章を作成することが出来るのです。
iPhone音声入力の設定方法
それでは音声入力未経験の方に向けて、使い方を学んでみましょう!
iPhone上での音声入力は設定を変えないデフォルトの状態では「ON」になっています。
普通に文字を入力する際のキーボードには、わかりやすいマイクのアイコンがありますので(※iPhoneのモデル、iOSのバージョンによってこのアイコンの表示場所は異なります)
このアイコンをタップし、お手持ちのiPhoneに向かい打ち込みたい文字を喋るだけでOKです。
そして、音声入力を終了したい時は、iPhone画面下部のキーボードのアイコンをタップするだけで、キーボード画面へと戻ることができます。
マイクアイコンが見つからない???
デフォルトの状態でしたら上記の方法でOKなはずですが、もし過去に設定を変更してしまっていたり、覚えがないうちに設定が変わってしまっており、キーボードの上にマイクアイコンが見つからない時は
設定→
一般→
キーボード→
音声入力をON
と進むことで音声入力ができるようになります。
■音声入力を使ってみよう
準備が整ったらいよいよ音声入力を実際に用いてお好きな文字を打ち込んでみましょう!
マイクアイコンを押してiPhoneに向かい喋ると、、
あなたは音声認識の精度の高さと、想像以上に正確な変換能力に驚かされるはずです。
文脈を自動的に判断してカタカナや漢字、英語を使い分けて変換してくれますし、
精度は高いのでぜひ試してみてくださいね。
文章の区切りに使用する句読点に関しては、「まる」「てん」と言うことで認識し、
段落を変えたい場合は「改行」と喋りかければ正確に改行してくれます。
使い始めて初めのうちは照れが入ったり、慣れが必要かもしれないですが、
楽しみながら音声入力を繰り返しているだけで、コツを掴んで素早く入力できるっようになります☺️
そして、Siriと並行して使えば音声入力したメッセージをアドレス帳にある知人にメールとして送るなど、様々な作業が簡単に行えます。
■まとめ
音声入力はこれからも進化することは間違いなく、精度はさらに向上して各種アプリなど複雑な操作も可能となる未来が迫っています。
現状でも十分に便利な機能ですが、今から音声入力に慣れておいて、未来を先取りしてくださいね!