スマホケースを作成する方法とは?一から詳しく解説します!

スマホケースを作成する方法とは?一から詳しく解説します!

自分だけのオリジナルのスマホケースを作ってみたいという方はいませんか。
オリジナルのスマホケースなら自分が求めるデザインや機能を満たしたものができるかもしれません。
今回は、オリジナルのスマートフォンを作成する方法を解説します。

スマホケースをつける理由

そもそもなぜスマホにはケースをつける必要があるのでしょうか。
多くの人が当たり前のようにスマホ本体とカバーをセットで購入すると思います。
まずは、スマホのカバーが必要な理由を確認しておきましょう。

スマホのカバーが必要である最大の理由は、本体の破損を防ぐためです。
スマホは机に置いたり、手に持ったり、ポケットやカバンに入れたりと持ち替えを頻繁に行いますよね。
その時誤って手から落としてしまうと、画面が壊れてしまうことがよく起こるので、スマホのケースでダメージを防ぐことはとても重要です。

また、最近は耐久性が強くなっているとはいえ、スマホはたくさんの部品でできた精密機械です。
画面や表面の傷だけでなく、機械としての性能を守るためにも、スマホのカバーは必要と言えるでしょう。
新しいスマホに機種変更するときも、なるべくきれいなスマホの方が下取りの価格は高くなります。

さらに、カバーをつけることで自分好みのカスタマイズができることも魅力の1つです。
スマホの本体のデザインは限られている上に、買った後はデザインが変更できないですよね。
スマホのカバーにはたくさんの種類やデザインがあるので、気分が変われば別のデザインに変更できます。

スマホケースに使われる素材とは

スマホケースには様々な素材のものがあり、それぞれ見た目の印象や機能性が違います。
オリジナルのスマホケースを作る際は、素材についても知っておいた方がより納得のいくものが作れるでしょう。
ここでは、スマホケースに使われる素材として、代表的なものを5つ紹介します。

1つ目は、シリコン素材です。
シリコンはゴムのような質感と弾力性をもっており、衝撃を吸収しやすい素材です。
人気の高い素材なので、現在もシリコンのカバーを持っている方が多いでしょう。

シリコンは滑りにくいこともメリットの一つですが、逆にゴミやホコリがくっつきやすいというデメリットもあります。
また、気温によって柔らかくなったり、何度もケースの付け外しをする内に伸びて劣化してしまったりすることは知っておくと良いでしょう。

2つ目は、プラスチック素材です。
市販のプラスチック素材のケースの多くは「ポリカーボネート」と呼ばれる素材でできていることはご存知でしたか。
ポリカーボネートはガラスの250倍の強度があり、熱にも強く、安価に製造できるなどたくさんのメリットがあります。
また、加工がしやすいため、デザインの幅が広く、好みのデザインが実現しやすいです。

一方で質感が少し固めで、落とした時にスマホが守られる代わりにケースが壊れてしまうケースがよくあります。
また、対候性が低く、紫外線を浴びると劣化や変色が起こりやすいことも押さえておきましょう。

3つ目は、TPU素材です。
これはプラスチックの1種に分類されるものですが、少し特殊な素材で、シリコン素材のような弾力と、プラスチックのような強度や加工のしやすさがあります。
また、素材自体がリサイクルしやすいので地球に優しいです。

一方で、TPU素材のケースは、熱や薬に弱いので暖房の近くに置いておくと変形したり、マニキュアの除光液で変色したりする可能性があります。
多くのメリットを持つTPU素材ですが、デメリットもあるので確認しておきましょう。

4つ目は、本革素材です。
手帳型のスマホケースでよく使われ、手触りの良い質感があり、衝撃にも強く、見た目に高級感があるので送り物としても人気があります。
本革製品の特長でもある、経年による劣化が深い味わいになることも魅力的なメリットと言えるでしょう。
切り込みを入れればカードの収納も可能なので、機能面でも優れています。

しかし、価格が高いこと、革の手入れが必要なこと、水に弱いといったデメリットがあります。
メンテナンスが大変であっても、こだわりのケースにしたいという人にぜひおすすめしたい素材と言えるでしょう。

5つ目は、PU(合成皮革)です。
PUとはポリウレタンのことで、本革と同じく手帳型のケースによく使われ、見た目もよく似ています。
手触りが柔らかく衝撃にも強い上に、本革と異なり価格が安く、水にも強いのがメリットです。
汚れがついても水でさっと拭き取れるでしょう。

一方で本革と比べるとツヤや質感が劣り、高級感は本革の方が勝っていると言えます。
また、劣化が早く寿命が2年程度と短いのもデメリットです。
しかし、機種変更を頻繁にされる方はスマホのケースもよく変わるのでこのデメリットは気にならないでしょう。

スマホケースの種類とその特徴について

スマホケースはその形によってもそれぞれ特徴があります。
スマホケースの形は大きく3つに分けられます。

1つ目は、カバー型です。
これは一番ベーシックなタイプの形と言えるでしょう。
スマホ本体の背面から側面までが覆われたタイプで、加工がしやすくビジューやラインストーンでデコレーションしたものや凹凸のあるものなど、デザインが豊富です。

ただし、このタイプはカード入れなどの機能が付けにくいといったデメリットがあります。
まれに背面側にカード入れの機能がついているものもありますが、収納枚数も少なく、使い勝手が悪いものも多いです。

このタイプのスマホケースは機能にはこだわらず、デザインを重視しておしゃれな見た目を楽しみたい方におすすめと言えるでしょう。

2つ目は、手帳型です。
これは、手帳のような形状をしたケースで、折りたためばスマホ全体をカバーできるので、傷がつきにくいという特徴があります。
また、スマホ全体が覆われるデザインなので、本体のデザインに左右されずに好きなデザインが表現できるでしょう。

また、カードや小銭などが入れられるスペースがあることも多く、機能性が高いこともメリットです。
他にも、スマホを自立させられるスタンド機能がある手帳型ケースが多いので、動画を見るときに役立ちます。

デメリットは、使用するときに毎回カバーを開く必要があるので、わずらわしさを感じる場合があります。
また、手帳型ケースをつけるとどうしても分厚くなってしまうため、ポケットに収納しにくくなります。
ただし、スマホをカバンの中にしまうことが多い女性の場合はこのデメリットは気にならないかもしれません。

3つ目は、バンパー型ケースです。
これは、スマホの側面の部分のみが覆われるタイプのケースで、前面と背面がないのでスマホ本体のデザインを活かせるのが特徴です。
バンパー型のケースは装着しても厚みが増えないので、ポケットに入れやすいのもメリットです。

ただし、フレームの部分が少ないので、デザインの幅には制限があることを押さえておきましょう。
機能面では、背面の部分が守られていないので、スマホを衝撃から守る力が他の形のケースよりも弱いです。
スマホの画面部分に保護フィルムを貼る方は多いと思いますが、バンパー型ケースを使うときは、背面にもフィルムを貼ることをおすすめします。

オリジナルのスマホケースを作る方法とは

ここまでは、スマホケースの素材や形の種類を紹介しました。
自分にはどんな形や素材がぴったりか、少し想像できたのではないでしょうか。
ここではスマホケースを自作し、自分の理想のイメージを形にする方法をご紹介します。

一番簡単なのは、好きな形や素材で、無地のスマホケースを購入し、シールやマスキングテープを張ってデコレーションする方法です。
手軽で安価に自分だけのスマホカバーが作れるでしょう。
しかし、この方法ではデザインの幅が狭かったり、本格的なものを作りたければ技術や時間が必要だったりします。

手軽に本格的なスマホケースが自作したければ、ネットプリントサービスを利用するのが良いでしょう。
これは、スマホケースに自分で書いたイラストや写真をプリントできるサービスです。
データをオンライン上にアップロードするだけで簡単にスマホケースへのプリントが可能です。
絵が得意な方は自分の好きなイラストを、絵に自信がない方も好きな写真をプリントできるので誰でもデザイン性の高い自分だけのスマホケースを作成できます。
ケースの形や素材も選べるので、自分の理想を詰め込んだケースを作ることも可能になるでしょう。

スマホケースの印刷方法とは

ネットプリントサービスを使えば、スマホケースに自分の好きなイラストや写真を印刷できることを紹介しましたが、印刷方法にもいくつか種類があります。
ここでは、印刷方法を3種類紹介します。

1つ目は、UVインクジェット印刷です。
これはインクをUV(紫外線)により瞬間乾燥させる方法で、ネットプリントサービスでは最も一般的な印刷方法です。
この方法は、元のデータに近い色を出せる上に、コストも比較的低いのが特徴です。

ただし、スマホケースの表面にのみインクが付着しているのでキズや水によって、プリントが剥がれやすいことに注意しましょう。
また、この方法では、スマホケースの側面の部分には印刷できないのでデザインの幅は狭くなります。

2つ目は、昇華転写印刷です。
昇華転写印刷とは、特殊なインクを転写紙と呼ばれるものに印刷し、熱と圧力を加えて転写紙のデザインをスマホケースに浸透させる方法です。
この方法では、UVインクジェット印刷と違い、スマホケースの側面の部分にも印刷できるので、よりデザイン性の高いケースが作れるでしょう。
また、インクを表面に浸透させているので、多少のキズや水には強いというメリットもあります。

ただし、少し手間のかかる方法なのでコストが高くなることを頭に入れておきましょう。

3つ目は、マット印刷です。
マット印刷は、印刷方法自体は昇華転写印刷と同じですが、事前にケースをマットコーティングしてから印刷を行う手法です。
マットコーティングをすると手触りがしっとりした感じになります。
昇華転写印刷のメリットに加え、耐久性がより増し、見た目に高級感が出ます。

まとめ

スマホケースを自作する方法ついて紹介しました。
自分のイメージを元にスマホを自作し、理想のスマホケースを手に入れましょう。

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