超音波式加湿器とは？メリットとデメリットをご紹介！

冬は乾燥が気になる季節だと思います。
外気が乾燥しているうえに、エアコンの影響で部屋の中も乾燥しがちですよね。
そこで役に立つのが加湿器です。
加湿器にはいくつかタイプがあるのですが、今回は当社が扱っている超音波式の加湿器について紹介します。

超音波式の加湿器ってどんな仕組みなの？

加湿器には大きく分けて、気化式・スチーム式・ハイブリッド式・超音波式の4種類があります。
今回は、この中の超音波式加湿器について見ていきましょう。
一体どのような仕組みなのでしょうか。

超音波式加湿器は、その名の通り超音波を使って加湿をします。
超音波を発生させるためのパーツが装備されており、そこから発生する超音波によってタンク内にある水が振動し、水の表面がはじけます。
水がはじけるとミストが飛び散り、部屋に拡散することで加湿ができるという仕組みになっています。

超音波式加湿器のメリットとデメリットとは

超音波式の加湿器は、一般的な加湿器のようにヒーターやファンを使用しません。
そのため消費電力が低く、電気代が安いというメリットがあります。
また、ファンを使っていないため運転音も静かです。
寝るときにファンの音が気になるという方は、超音波式の加湿器をおすすめします。

スチーム式と違い、熱い蒸気がでるわけではないので小さいお子様がいる家庭でも火傷の心配なく使用できるでしょう。

デメリットは、加熱していないのでタンクやトレーが清潔に保たれていないと内部に雑菌やカビが繁殖しやすく、それらをミストと一緒に拡散してしまう可能性があることです。
雑菌やカビは人体へ影響を及ぼしたり、ニオイの原因にもなってしまったりするのでこまめな手入れが必要になります。
こまめな手入れが面倒だという方にはデメリットになるでしょう。

また超音波式の加湿器を使用している部屋に起こる現象で、周辺の家具や家電にカビのような白い粉が付着することがあります。
これは、水道水に含まれる水垢やカルキなどが結晶化したものです。
カビではないのですが、家電に入り込んでしまうと故障の原因にもなりかねないので、気づいたら乾いた布で拭き取ると良いでしょう。