iphone14の防水性能とは?濡れた時や水没した際はどう対処するべき?

iphone14の防水性能とは?濡れた時や水没した際はどう対処するべき?

基本的にスマホは水に濡れたり水没したりしてしまうと何かしらの不具合や故障が起こるものですよね。
しかし以前に比べて近年のスマホは防水性能が進化してきており、特にiphone14においては非常に高い防水性能を持ちます。
今回は、iphone14の持つ防水性能についてご紹介します。

iphone14の防水性能はどれくらい?

iphone14シリーズは、IP68等級という防水、防塵における最高級の値になっています。
具体的な性能で言うと、「水面下でも利用可能」という防水性能です。
これは、最大水深6メートルで最大30分間耐えられるとされています。

iphone14の防水性能は今までのiphoneシリーズの中でも最高クラスですが、iphoneに防水性能が加わったのは2016年発売のiphone7からになります。

これ以降iphoneの防水性能は年々進化してきましたが、機種によって性能は全然違います。
例えば水深6メートルで使用可能な機種はiphone12シリーズからですし、一方でiphone7~XRシリーズ、あるいはSEシリーズは水深1メートルまでしか防水できない仕様になっています。

これと比べるとiphone14の防水性能の高さがうかがえますね。

お風呂でも使えるの?濡れた際はどうしたら良い?

結論から言うと、お風呂でiphone14を使用するのは危険です。

なぜかというと、iphoneの防水性能テストは常温の真水で行われます。
常温とは「5~35度」のことを指しますが、お風呂で使われる湯ぶねやシャワーの温度は40度前後になることが多いのでテストで想定されている常温ではありません。

加えて、お風呂ではシャンプーやリンス、石鹸などが混じるので真水であるというわけでもありません。
これらの成分が混ざった水では十分に耐水性能が発揮されるとは限りませんし、スピーカーやライトニングポートに石鹸やシャンプーが入り込むと、別の危険性も考えられます。

これらの理由からお風呂でiphone14を使用することは避けた方が良いでしょう。

iphone14が濡れた際の対処法について

いくら高い防水性能があると言っても、もとは精密機器なので、不意な事故のような場面以外では濡らさないようにすることをおすすめします。
高い防水性能があるからといってお風呂での普段使いをすると、故障の原因にもなります。

また、Appleのサポートページには以下のように書かれています。
「iPhoneやiPodが液体により損傷した場合、その修理はApple製品1年限定保証の対象になりません」

ここからわかるように、水没や水に濡れたなどの原因の故障はサポート対象にならないことが書かれています。
もちろん非常に高い防水性能を誇るのですぐに故障することはありませんが、過信せずお風呂での使用は避けるべきです。

しかし何かしらの事故でiphone14が濡れてしまうこともあるでしょう。
その際は「やわらかい布でふき取る」対処をしましょう。
固い素材でふき取るとキズがついてしまう可能性があるためです。

また、水以外の液体がついてしまった場合は水で一度流してからふき取りましょう。
そして乾燥させれば問題なく使用できるはずです。
注意点としては、ドライヤーの熱風を使用するのは避けましょう。

iphone14が水没した際の対処法について

濡れた際はふき取るだけで対処可能ですが、水没したとなるとiphone14の中にまで水が入り込むのできちんとした対処が必要です。
その手順を挙げていきます。

1. 電源を切る

電源を切る理由としては、iphone14の基盤をショートさせないためです。
これによって被害を最小限に抑えることが可能です。

2. iphoneカバーやケースを外す

電源を切ったらカバーケースを外しましょう。
少しでも水分を乾きやすくするためです。
イヤホンやキーホルダーなどのアクセサリーも外しましょう。

3. ふき取る

カバーケースやアクセサリーを外したら水分を入念にふき取りましょう。
上記同様やわらかい布を用いることをおすすめします。
ここでティッシュを用いるのはおすすめできません。
理由としては、小さなほこりやカスが入り込む可能性があるからです。

4. 放置して自然乾燥させる

自然乾燥させる際は、乾燥材や生米と一緒に密閉容器に入れると、素早く乾燥させることが可能です。
密閉容器も乾燥材も無い場合は、風通しの良い場所に置いて乾燥させましょう。

5. SIMカードを抜いて乾かす

ここを忘れがちな場合が多いですが、SIMカードも乾かす必要があります。
なぜなら様々な情報が詰まっているカードのため、故障してしまうと重要なデータが抜けてしまって使えなくなる可能性があるからです。

ここで守ってほしい注意点が3つあります。

・iphoneが乾いている状態でSIMカードを抜き取る:濡れた状態だと水分が中に入りこむ可能性があるから。

・電源を切った状態で抜き取る:電源が入った状態で抜き取ると故障の原因になるため。

・優しく取り扱う:SIMカードは小さいものなので、力をこめすぎると破損する可能性があるため。

まとめ

iphone14は非常に高い防水性能を持ちますが、お風呂や水の中でも安全に使えるわけではないので、普段使いの際は注意しましょう。
また、ふき取りやSIMカードの扱いには十分注意してください。

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