オリジナルスマホケースの印刷方法の違いって?
みなさんがオリジナルスマホケースを製作しようとした場合、多くのオリジナルグッズ製作サイトやヨツバ印刷ホームページでは2つの印刷方法から選択することができます。
まず、最も普及している印刷方法が「UV印刷」なのですが、これは平面に印刷を行います。
原理としては皆さんにもおなじみ、ご家庭にもあるようなプリンターを想像してもらえたら分かりやすいのですが、
家庭用のプリンターではプリント用の紙の片面にインクジェットを用いて印刷を行います。オリジナルスマホケースの場合は強化プラスティック、TPU素材など様々な材質があり業務用のプリンターを使用しますが原理としては家庭用のものと同じで、平面への印刷であることに違いはありません。そして、もう一つの方法が#D印刷、熱転写印刷などと呼ばれる手法です。
この方法は平面に印刷するのではなく特殊なプリント機材で360度印刷を行うことができるので、スマホケースの側面にもきれいな印刷を施すことが可能です。
スマホケースは薄型の長方形であることがほとんどですので3Dと言われても少しピンとこないかもしれませんが、ヨツバ印刷で販売している同じ技術を用いたiPodsオリジナルケース、iQosオリジナルケースなどを想像していただければ分かりやすいかと思います。
いずれも厚みや丸みのある形状のケースですが、熱転写印刷を用いたら普通のプリンターではできないような側面やなめらかなカーブ部分への印刷も可能になります。
これからオリジナルスマホケースを作りたいという方は、この2つの印刷方法の違いについて覚えておいてくださいね!
印刷方法によって値段は変わる?
2つの印刷方法があることを説明いたしましたが、多くの方は「どうせなら3D印刷のほうが良いのではないか?」と考えるのではないでしょうか?
しかし、一概には言えませんが多くの場合、高い技術と特殊な機材を使用している熱転写印刷の方が、通常のUV印刷よりも割高になりますので、
オリジナルスマホケースを作る上で少しでも値段を抑えたいという方は、ヨツバ印刷のホームページで見積もりを出してみてから、よく比較検討してどちらにするかを選んでくださいね。
熱転写印刷が適している素材も
3D熱転写印刷は一般的に硬さのある素材に適している印刷方法です。そのためスマホケースの素材でも合皮などには適しておりませんので、
レザーのような柔らかな質感の手帳型スマホケースなどには印刷することができません。
逆に、ミラーケースやICカード収納ケースなどの場合はカードが折り曲がらないためにスマホケースも硬質であったり、ミラーが内蔵されているので柔軟性には欠けますが、
熱転写印刷には適しています。
オリジナルスマホケースに印刷したい絵柄、デザインによって印刷方法を選ぼう
気に入ったスマホケースのタイプがUV印刷、3D熱転写印刷の両方に対応していて制作費用はどちらでも予算内で、どちらを選んだら良いか悩んでいる場合はデザインの種類によって印刷方法を選ぶことがおすすめです。
たとえば簡単なロゴのワンポイント、文字データなどを印刷する場合は平面印刷で十分デザインがスマホケース上で表現できます。
逆にチェックなどのパターン柄を印刷したい場合、微妙なカラーのグラデーションを用いたデザインの場合などは、サイド部分にまで同じ柄の印刷が施されていたり、側面にもカラーの違いがあったりすると、凝った作りの高級感あるスマホケースに見えますし、この場合は熱転写印刷を選ぶ意味は大いにあると言えるでしょう。
また、もともとが平面である写真データをそのまま使用する場合などは、オリジナルスマホケースに表現する上ではUV印刷=平面印刷で十分なケースが多いかもしれません。
お好みやデザインの内容によってあなたにとって最適の印刷方法を選んでくださいね!
3D印刷のほうが高級な印刷方法なの?
印刷にかかる費用や機材が異なるため、ここまで読んで「UV印刷よりも値段の高い熱転写印刷のほうが高級で品質も高いんだ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
UV印刷も元のデータを美しく印刷することができますし、一概にどちらが優れている、どちらの印刷が劣っている、といった違いではありません。
側面に印刷をする必要がある場合は3D熱転写印刷、必要がない場合や素材によってできない場合はUV印刷といった風に、目的別に選択できると考えていただけたら間違いないかと思います。
どちらの印刷方法でもヨツバ印刷では美しいオリジナルスマホケースを作成することができます!
まとめ
今日はオリジナルスマホケースを製作する上で不可欠な知識として、UV印刷と3D熱転写印刷それぞれの特徴やメリットについてお知らせしましたがいかがでしたか?
オリジナルスマホケース作りは写真を選んだり自作のイラストを手書きするだけでなく、スマホケースの素材や機能、印刷方法を考えるのも楽しいものです。
ぜひ世界に一つだけの素敵なオリジナルスマホカバー、スマホケースを作ってみてくださいね。