実は簡単に作れる?オリジナルサコッシュ
今日の記事では近年、様々なシーンで男女問わず流行っているシンプルで軽量なショルダーバッグの一種「サコッシュ」の作り方を解説いたします。
あなたのお好みのカラーのサコッシュがない、そんなときはハンドメイドに挑戦する良いチャンスです!
サコッシュとは、元々は自転車競技で補給物資を入れておくために使用されているバックでした。
サコッシュの語源はフランス語で「かばん」「袋」を意味しています。
季節を問わず、抜け感をプラスするときのアイテムに最適なサコッシュですが、
ネットショップやお店で売っているものの場合は他人と被ってしまったり、良いサイズ感やお好みの生地感のサコッシュが見つからないということがあるかもしれません。
そんな時はハンドメイドのサコッシュ作りにチャレンジしてみてはどうでしょうか?
オリジナルサコッシュは、作り方もとてもシンプルなので実は簡単にできます。
オリジナルサコッシュの材料は?
「材料」
・メイン生地
・うち生地
・ホック
・シールワッペン
・ファスナー
・コードストッパー
・ロープ
オリジナルサコッシュの生地は手芸屋などで購入できます。
ロープは東急ハンズ、ロフトなど大型のショップでで入手可能、インターネットなどではロープをメーター売りをしている店舗もあるので入手しやすいでしょう。
他に必要なものは街の100均ショップや手芸屋でもお財布にも優しく揃えることができるでしょう。
オリジナル型紙の作り方
まずメインの型紙を切り抜いて型紙を作って、フロント部分に当たるポケット生地の型紙を作っておきましょう。
作成した型紙を生地にあてて、ペンでなぞるよう印をつけていきましょう。この時に定規を型紙の上から当てておくと真っ直ぐに綺麗な線が引けます。
この線が引けたら、メイン生地二枚、ポケット生地一枚、メインのうち生地二枚をそれぞれカットしていきましょう。
そしてポケット部分の生地上部を5mm折り返してミシンで縫いつけていきます。
ミシンで縫う際にはまち針を使用しておくとズレが防げるので可能であれば使用するようにしましょう。
次に、メインの生地とジッパーを縫い付けます。
なお、この際にはファスナーを開けておかないと厚みが変わって曲がりやすくなって、ミシンが動かなくなってしまう場合もあって、
故障する原因にもなりかねないので要注意です。
オリジナル型紙の作り方 2
ファスナーを半分ほど開いて、表面を下にして縫っていきます。
この際、まち針を使ってズレないよう慎重に縫っていきましょう。
次にメイン生地とファスナーの上の部分を縫い終えてから、うち生地を縫いつけていきましょう。
この時にポケット生地とメイン生地の下部を合わせて、まち針で仮止めをしておくことを忘れないよう注意してください。
そして、うち生地を下にした状態でファスナーを抑え縫いしていきます。
抑え縫いをする時にはジッパーを半分開いておきましょう。
持ち手の部分まで縫い終えたら、一度ミシンを止めて抑えを上げて、その後でジッパーを閉めたら縫いやすくなります。
ミシンのスピードが遅すぎると曲がりやすくなる為、中速がおすすめです。
その後に、反対側のファスナー部とメイン生地を縫い、先程と同じ手順でうち生地も縫っていきます。
次にメイン生地二つ、うち生地二つに分けてクリップなど使って仮止めしておきましょう。
この時に真ん中がズレると歪んでしまうので、細心の注意をはらいましょう。
生地を合わせる際には、ファスナーが真ん中部分に来るようメイン生地とファスナーが縫われた場所を合わせるとよいでしょう。
オリジナルサコッシュ作りも終盤です。
ショルダーの紐に通すループを縫い付けるために、ファスナーとフロントポケットとの間にループを置きます。
全て縫い終えたら裏返しますので、ループの向きには十分注意して縫い付けます。
二つ折りにし、開いた方を外側に来るよう配置します。
そしてメイン生地でループを挟んで、その上からミシンで縫いつけます。
一番負荷のかかる部分ですので、うち生地からファスナーとループを通り越して、1cmくらいいったところで折り返して二重に縫っていきます。
次にメインの生地とうち生地をそれぞれ縫い合わせていきましょう。
この際に注意したいのは縫う場所の順です。
下部分から縫ってしまうと左右にズレ、歪みやすくなるため、サイド部分から縫い始めましょう。
両サイドの部分が縫い終わったら、メイン生地の下部分を全て縫っていきます。
うち生地は腕が入る程の隙間を開けておいて縫うことが重要です。
このときにはズレないようまち針を使用しましょう。
ここまでの工程が終了したら、腕を入れて中でファスナーを全開にし、縫っていない間から生地を裏返しつつ出していきます。
うち生地がファスナーに噛んでしまわないよう慎重に開けます。
穴が小さすぎる場合、うち生地の縫った糸を少し切ると取り出しやすくなります。
最後に裏返す際に使用した隙間部分を縫いつけたら生地をサコッシュの内側に入れてオリジナルサコッシュの完成です。