iPhoneの電池交換(バッテリー交換)はどこでしてもらえる?バッテリーの不具合対策は?

iPhoneのバッテリー交換

長年にわたってiPhoneを使用していると、バッテリーの持ちは次第に悪くなっていきます。
バッテリーが劣化しているためにこうした現象が起こるのですが、フル充電したつもりでもすぐにスマートフォンが使えなくなってしまうと不便ですよね。
バッテリーの劣化が進行するとスマホ本体に不具合が起こることもありますので、思わぬトラブルが起こってしまう前に、あらかじめ対処をしておくと安心です。
また、スマホのバッテリーが原因となる不具合が繰り返し起こったり、充電があまり持たなくなってしまった場合にはどうすれば良いのでしょうか?
今日の記事では、iPhoneのバッテリー交換について解説いたします。

iPhoneのバッテリーを交換するタイミングは?

iPhoneのバッテリー交換は、バッテリーが経年劣化したり不具合が発生した場合に必要となります。
代表例としては、以下のような現象が起きたらバッテリーを交換した方が良いでしょう。

□iPhoneのバッテリー持ちが著しく悪い

「あまり使用していないのに数時間でバッテリーが100%から10%まで減ってしまう」という現象は、バッテリーの経年劣化が原因です。
バッテリーの性能が劣化して落ちると、充電の最大量が減ってしまい、バッテリーの持ちが悪くなります。

□アプリが頻繁に落ちるようになった

iPhoneのバッテリーから必要なだけの電力が継続供給できない場合には、CPUが本来の力を発揮できなくなってアプリが強制的に落ちてしまう事があります。
バッテリーの劣化が原因となっていることが多いのですが(※その場合バッテリー交換が必要になります)、
使用アプリやiOSがアップデートされていないことが原因となっている場合もありますので、
アプリがよく落ちる場合には、まずバージョンの確認をしてみましょう。

□iPhoneの電源が突然切れる

バッテリーの劣化によってiPhoneに必要な電力が継続供給されない場合、iPhoneの電源がいきなり落ちてしまうことがあります。
このケースではバッテリーの劣化だけでなく、「圏外や電波が不安定な場所でiPhoneを使っている」「画面を明るく設定している」等によってバッテリーの減りが早くなっている可能性もありますので、まずは設定の確認を行ってみてください。

□充電に時間がかかってしまう
充電に過剰な時間がかかったり、全く充電されなくなったり場に合は、まず「iPhone純正の充電器を使用する」「再起動する」「端子、コンセントを変えてみる」「充電ポートをエアダスターなどで掃除する」といったことを試してみてください。
症状がそれでも変わらない場合、バッテリーの劣化が原因と考えられます。

□iPhoneの画面パネルが浮く、液晶の表示がおかしい

バッテリー劣化により、バッテリーそのものが膨張してしまう場合があります。
そのまま使用していると、さらにバッテリーが膨張して内部からiPhone本体を破壊する可能性もあります。

iPhoneの「設定」からバッテリーの劣化の状況がわかる?

iPhoneのバッテリーが劣化してしまうとさまざまな不具合が生じてしまいます。
なるべくならそうなる前に劣化を把握しておきたいですよね。
実は、iPhoneの設定からはバッテリーの劣化状況を確認することが可能です。

□バッテリーの状態は、どこで確認できる?

バッテリーの状態を確認するために、まずiPhoneの「設定」にあるバッテリーの項目を開きます。手順は以下の通りです。
(使用しているiOSのバージョンによって異なる場合があります)

1.最大容量を確認しよう
iPhoneのバッテリーの劣化と共にバッテリーの最大容量は減っていきます。
Apple社では「フル充電を500回繰り返した時に、最大容量のうち80%を維持できるよう設計されている」との品質基準を掲げています。

「〜%以下となったらバッテリー交換を行う」といった明確な決まりはないですが、最大容量数値と充電の持ち具合をよく確認しながらバッテリーの交換時期を見極めましょう。

2.ピークパフォーマンス性能をチェック

聞き慣れない言葉ですが「ピークパフォーマンス性能」とは、最大瞬時給電能力が低下してもiPhoneを使えるよう、端末性能を制御する機能のことを指します。
この項目に表示される文章により現在のバッテリーの状態を知ることができます。
もっと確実に知りたい場合はAppleサポートに連絡してください。
iPhoneの製造元であるAppleの公式WebサイトやAppleサポートアプリから診断をしてもらうことができます。

iPhoneのバッテリー交換

バッテリーの劣化が進んでしまっている場合にはバッテリーの交換を検討しましょう。
しかし、バッテリーの交換とはどこで行えばいいのでしょうか。

□iPhoneのバッテリーはどこで交換できる?

iPhoneのバッテリーの交換はApple StoreやAppleの公式プロバイダで行うことができます。
非正規店でもiPhoneの修理をできるお店がありますが、こうした修理を受けるとメーカー保証から外れてしまう可能性があるので、
基本的にはApple公式の修理を受けた方が良いでしょう。
バッテリーの交換を受けるには、まずAppleの公式Webサイトからバッテリー交換の申し込みを行う必要があります。

□Apple公式Webサイトの「サポート」を選んでから以下の通りに進みましょう。

「持ち込み修理」「配送修理」いずれかを選ぶことができます。
持ち込み修理を選んだら、画面に表示されるアップルストアや公式プロバイダの中から持ち込む店舗を選択し、日時の予約をしましょう。
配送修理を選んだ場合は、配送業者がiPhoneを回収しにきてくれますので、手渡し可能な日時を選んで予約を行いましょう。

iPhoneのバッテリーの劣化を防ぐにはどうしたらいい?

iPhoneのバッテリーはなるべくなら劣化しないよう使っていくのがベストですが、どのように使用すればバッテリーは長持ちしやすくなるのでしょうか?
ここではその方法を解説します。

□充電は継ぎ足すのが◎

「iPhoneのバッテリーを使いきってから充電しないと充電容量が減ってしまう」といった話を聞いたことはありませんか?
ニッケル水素バッテリーが携帯電話に使用されていた時代では、こうした充電が正しい方法とされていました。
しかし、スマホのリチウムイオンバッテリーが主流となった現在では、充電を完全に使い果たしてしまうとバッテリーにダメージを与えてしまうので、
20%程度までバッテリーが減ってきたら継ぎ足しつつ充電をするのが最適な充電の方法とされています。

□フル充電を避けよう!

iPhoneの充電を使いきってしまうのと同じく、バッテリーがフル充電の状態も劣化を早める要因となります。
そのため、フル充電になる少し前に充電をやめるのもバッテリーを長持ちさせる有効な手段となります。

□iPhoneを充電したまま使用するのは避けよう

ついつい充電したままiPhoneを使用する方も多いのですが、充電した状態で使用を続けるとiPhoneが発熱する原因となります。
こうした熱はiPhoneのバッテリーにダメージを与えて、劣化の原因となってしまいますので注意しましょう。

□高温は厳禁!

バッテリーの劣化を早める大きな原因に「熱」があります。
ヒーター、ストーブの近くにiPhoneを置く、発熱したスマートフォンをそのまま使い続けるなど、極端に高温な状態でiPhoneの使用・保管をしないよう気をつけましょう。

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