iPhoneの画面が暗くなるのはなぜ?対策は?

iPhoneが暗くなるのはどうして?

アップル社の人気スマートフォン、iPhoneを使用している時に突然画面が暗くなってしまうことがあります。
急に暗くなってしまうので焦る人も多いかもしれませんが、原因を理解して適切な対応をすることが大切です。
そこで今日の記事ではiPhoneの画面が突然暗くなってしまう原因を紹介して、それぞれ解決策を解説いたします。

自動ロックが原因の場合

iPhoneの画面が突然暗くなってしまう理由として第一に考えられるのが「自動ロック」です。
自動ロックとは、一定時間が経過したところで自動的にiPhoneがスリープ状態になる機能のことです。
ゲームアプリ、動画アプリの使用中などにiPhoneの画面に長く触らないと、自動ロックがかかり電力節約のため画面が暗くなってしまうことがあります。

□自動ロック設定を変更するには?
自動ロックの設定を変更するには、「設定」をまず開き、そこから「画面表示と明るさ」を選択しましょう。
そして「自動ロック」を選び、自動ロックの時間を選んでください。
iPhoneの自動ロックのタイムは、以下の7つのうちから選択することができます。
あなたの使い方に合った最適な時間を選択しましょう。

なし
30秒
1分
2分
3分
4分
5分

自動調節によって暗くなる

iPhoneには画面の照度を自動調整する機能がありますが、これが原因で突然画面が暗くなることがあります。
自動調整は環境に合わせ、自動的に画面の明るさを調整してくれる機能です。
本来はiPhoneの画面の明るさを最適に調整してくれる機能なのですが、
そこでなんらかの不具合が発生し、画面が突然暗くなることがあります。
また、画面の自動調節機能を使用しているとバッテリーが減るペースは早くなってしまいます。
そのため、バッテリーの持ちを節約するためにも自動調節はオフにする方が良いでしょう。

□自動調整機能をオフにする方法は?

iPhoneの自動調整機能をオフにするには、まず「設定」を開いて「一般」を選択しましょう。
そこから「アクセシビリティ」⇨「ディスプレイ調整」と選びましょう。
その後に「明るさの自動調節」をタップすることで自動調整のオン、オフを切り替えることができます。
また、自動調整設定をオフにしていてもiPhoneのアップデートをきっかけにオンになってしまうことがあるので注意が必要です。
iPhoneの故障を疑うより前に、自動調整設定を確認することをおすすめいたします。

True Toneが原因で画面が暗くなる

True ToneとはiPhoneの使用環境に合わせ、画面の色感を調整する機能を指します。
このTrue ToneがオンになっているとiPhoneの画面が突然暗くなってしまうことがあります。
設定をオフにさえすれば解消できますので、以下の手順で対処しましょう。

□True Toneをオフにする方法は?
True Toneをオフにするには「設定」⇨「画面表示と明るさ」を選び、「True Tone」をタップしましょう。
自動的にiPhoneの色味を調整する必要がないならばTrue Toneをオフにしておきましょう。

Night Shiftで画面が暗くなる

「Night Shift」機能がオンになっているとiPhoneの画面が突然暗くなることがあります。
Night Shiftとは指定時間になればiPhoneが自動的に画面の明るさを調整する機能の事です。
毎日、同じ時間に画面が突然暗くなるという方は、Night Shiftがオンになっているかどうかをチェックしておきましょう。

□Night Shiftをオフにする方法は?

iPhoneのNight Shift設定をオフにするには、まず「設定」を選び、次に「画面表示と明るさ」を選びます。
そこから「Night Shift」をタップ、「時間指定」をオフにすることでNight Shiftの設定を変更することができます。

ホワイトポイントで画面が暗くなる

ホワイトポイントを下げる設定がオンとなっていると、急にiPhoneの画面が暗くなることがあります。
ホワイトポイントの割合が低くなればなるほどiPhoneの画面は明るくなります。
このホワイトポイントの調整が自動でされるとiPhoneの画面が暗くなる原因になってしまうので、設定をオフにしておくと良いでしょう。

□ホワイトポイントをオフにする方法は?

ホワイトポイントはオフにするには「設定」から「一般」を選び、「アクセシビリティ」を選びましょう。
そこから「ディスプレイ調整」中の「ホワイトポイントを下げる」をタップすることでホワイトポイントをオフにできます。

省電力モードで画面が暗くなる

省電力モードにしているとiPhoneの電池残量に応じiPhoneのパフォーマンスが変更されます。
バッテリーの節約はできますが、画面が突然暗くなってしまうことがあります。
省電力モードが必要ないという方は、設定をオフにしておきましょう。

□省電力モードをオフにする方法

iPhoneを省電力モードにするには「設定」から「バッテリー」を選んで、「低電力モード」をタップすれば変更ができます。
また、iPhoneには充電残量が20%以下になった時に省電力モードにするか否かを選択できる機能もあります。
通知がポップアップできますので、バッテリー消費を抑えたい方は利用を検討してみてはいかがでしょうか?

センサーの不具合で画面が暗くなる

iPhoneに付いているセンサーが故障しており、画面が突然暗くなることがあります。
屋外の明るさに関係なく、画面が勝手に暗くなってしまう場合はセンサーの不具合が疑われるので、次の手順でチェックしてみましょう。
センサーに異常がないかチェックするには「設定」から「一般」を選んで、次に「アクセシビリティ」を選びます。
その後「ディスプレイ調整」中の「明るさの自動調整」をオンにしましょう。
そして、iPhoneを一度スリープさせてから、そのままセンサーを手で覆いましょう。
センサーを隠したままでスリープを解除して、手を離して明るさをチェックしましょう。

センサーが故障していた場合はどうすれば良い?

センサーが故障していた場合は、自力では対応できません。
同じiPhoneを使いたい場合はAppleショップや修理センターで修理を依頼しましょう。
修理にかかる費用は内容によって変わってきますので、修理業者に金額を確認することが大切です。

バッテリー劣化によって暗くなる

ここまで紹介した方法を実践してもiPhoneの画面が暗いままならば、バッテリーが劣化している可能性があります。
長く使っているとiPhoneのパフォーマンスは次第に低下し、画面が突然暗くなってしまうことがあります。

□バッテリー劣化の対策は?

バッテリーが劣化して画面が急に暗くなる場合には交換が必要です。
Appleや修理業者に相談してみると良いでしょう。

iPhoneの画面が突然暗くなる時は、なんらかの理由があります。
今回紹介した記事を参考にして、iPhoneに当てはまる症状がないかをチェックしてみましょう。
解決策を全て試してみても画面が暗い状態なら、早めにAppleや修理業者に問い合わせしてくださいね。

もうすぐ最新のiPhone13が発表される見込みですが、iPhone全般に今日紹介した対策は有効なので、
しっかりと理解して快適なスマホライフをお楽しみください

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