iPhone13は水洗いしてもいい?ダメ?歴代iPhoneシリーズの防水性能は?

iPhoneは防水性能あり?

「iPhoneは防水だから水洗いできるしお風呂でいつも丸洗いしてる」
「最近のiPhoneは汚れたら海水やプールで浸けて洗っても大丈夫」
こういった誤解をされている方は、実は意外と多くいらっしゃいます。
確かにここ数年に発売されたiPhoneは防沫・耐水・防塵対応がされていますし、その性能は年々上がってきているのは事実です。
しかし、だからといって水洗いしても大丈夫なのでしょうか?

iPhoneの防水性能はどれくらい?

多くの方が誤解しているのですが、iPhoneシリーズは厳密には「防水」ではなく「耐水」仕様となっています。
筆者も耐水仕様となった時に、水につけて丸洗いしたり湯船につけたりしていましたが、
あくまで耐水なので、過信は禁物です。

そして、iPhoneの耐水性能について考えていきましょう。
ほぼ毎年新しいモデルが登場して、2023年現在「14」まで進んだiPhoneシリーズですが、
いつから耐水に対応しているのでしょうか?
旧機種を使っている方もたくさんおられますので、まずは愛用しているiPhoneが耐水なのかどうかを知っておかなければなりません。
さらに、耐水性能があるならばどれくらいのものなのか知っておきたいですよね。

耐水防塵対応はiPhone 7以降のモデルです

iPhoneが発売された頃は、水没したらスマホは基本的には壊れてしまうものでした。
みなさんも水没してiPhoneのデータが全てなくなってしまった、動かなくなってしまった、といった話を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
iPhoneに耐水性能が追加されたのは意外と最近で、2016年発売の「iPhone7/7Plus」からになっています。

当時はAndroidの高性能なスマホでは耐水性能が当たり前になっていて、ようやくこのモデルからiPhoneも耐水となりました。
この耐水性能の搭載を待ち望んでいたアップルユーザーの方も多かったことでしょう。

実際、「耐水になったからiPhoneに乗り換えた」という方もたくさんいたのではないでしょうか。
そして、これ以降のiPhoneシリーズは、全てのモデルが耐水となり、現在ももちろん続いています。
長くiPhoneを使用していたり、中古で旧機種のiPhoneを使用されている方は、”耐水に対応していない旧モデルは「iPhone 6s」以前”
と覚えておきましょう。

ここで、Appleの公式ページを参照してみましょう
⬇️

iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能について

以下のモデルの iPhone は防沫性能、耐水性能、防塵性能を備えています。実験室の管理された条件下でテストを実施済みです。

iPhone 14
iPhone 14 Plus
iPhone 14 Pro
iPhone 14 Pro Max
iPhone 13
iPhone 13 mini
iPhone 13 Pro
iPhone 13 Pro Max
iPhone 12
iPhone 12 mini
iPhone 12 Pro
iPhone 12 Pro Max
iPhone SE (第 2 世代)
iPhone 11
iPhone 11 Pro
iPhone 11 Pro Max
iPhone XS
iPhone XS Max
iPhone XR
iPhone X
iPhone 8
iPhone 8 Plus
iPhone 7
iPhone 7 Plus

以下のモデルは、IEC 規格 60529 に基づく IP68 等級 (深さ 6 m まで、最長 30 分間) に適合しています。

iPhone 14
iPhone 14 Plus
iPhone 14 Pro
iPhone 14 Pro Max
iPhone 13
iPhone 13 mini
iPhone 13 Pro
iPhone 13 Pro Max
iPhone 12
iPhone 12 mini
iPhone 12 Pro
iPhone 12 Pro Max

以下のモデルは、IEC 規格 60529 に基づく IP68 等級 (深さ 4 m まで、最長 30 分間) に適合しています。

iPhone 11 Pro
iPhone 11 Pro Max

以下のモデルは、IEC 規格 60529 に基づく IP68 等級 (深さ 2 m まで、最長 30 分間) に適合しています。

iPhone 11
iPhone XS
iPhone XS Max

以下のモデルは、IEC 規格 60529 に基づく IP67 等級 (深さ 1 m まで、最長 30 分間) に適合しています。

iPhone SE (第 2 世代)
iPhone XR
iPhone X
iPhone 8
iPhone 8 Plus
iPhone 7
iPhone 7 Plus

防沫性能、耐水性能、防塵性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります。水濡れによる損傷は、保証の対象外となります。ただし、消費者法の下で権利が認められる場合があります。

引用:APPLE公式HP

液体によるiPhoneの損傷は保証対象外なので注意!

iPhoneには耐水性能があるため、お風呂やプール、海などに持っていく方は多いのですが、
必ず覚えておいたほうが良いことがあります。
iPhoneは、液体、水濡れによる損傷は保証対象外としています。
購入したばかりであっても、Applecareの保証期間内でも水没による故障は基本的には保証されません。
Appleは公式に以下の行為を控えるよう呼びかけていますので覚えておいた方が良いでしょう。

□iPhoneのNG行為
iPhoneを着用したまま泳ぐまたは入浴する
iPhoneに水圧が強い水や流速が大きい水をかける
iPhoneをサウナやスチームルームで使う
iPhoneを意図的に水没させる

水洗いする必要がある場合に気をつけるべきことは?

「iPhoneにお酒をこぼしてベタベタしているから洗いたい」
「iPhoneに泥がついて汚くなってしまった」
「iPhoneが油汚れでベタついているから綺麗にしたい」
そんな時にはiPhoneを丸洗いしたい!と誰しも考えるでしょう。
しかし、iPhoneを水で洗う際は以下の点に注意しましょう。

□電源は切っておく
電源をつけたままiPhoneを水につけたり濡れた布で拭くのはNGです。
必ず電源を切りましょう。

□水で洗うこと
iPhoneの耐水性能はあくまで「真水」でテストされています。
お湯や海水への耐性は保証されていませんので、iPhoneを洗うときは必ず水道水を使うようにしましょう。

□石鹸、洗剤などは使用しないようにする
汚れたiPhoneを綺麗にするためには石鹸や洗剤を使いたくなりますが、これも絶対にいけません。
iPhone内部に石鹸や洗剤が侵入すると故障の原因となりかねません。
石鹸水や洗剤が溶けた水への耐性は保証されていないので注意しましょう。

□強く流した水をあてない
先述したようにiPhoneは「強い水流」への耐性は保証されていません。
水道の蛇口やシャワーの水を勢いよくかけないようにしましょう。

□洗ったあとは十分乾燥させよう
水でiPhoneを洗った後は乾いた布を使って水分をよく拭き取りましょう。
スピーカーや端子の中までしっかり乾燥させてください。
水分が残ったままになっていると充電ができなかったり、音楽を聴く際にノイズが入る可能性もあります。
早く乾かしたい場合にドライヤーの温風を使うのもNG、iPhoneを扇風機の前などに置いて、風を当てるようにしましょう。

□洗った後はすぐには充電しないようにする
iPhoneを水洗いしてから十分乾かさないままの状態で充電をしてはいけません。
最悪の場合、故障してしまう恐れもあります。
しっかり乾燥させて乾いてから充電をしましょう。

iPhoneを水の近くでも安全に使用するためのスマホグッズ

iPhoneは基本的には水に弱いので、一定の耐水性能によって水に濡れても直ちに故障することは稀ですが、
水の近くでは注意して使用する方が良いでしょう。

ヨツバ印刷では、iPhoneを安全に水場の近くでも使用するためのグッズをホームページで販売中。
完全に水没しても一定時間は水の侵入を許さないヨツバ印刷の防水ケースに入れてiPhoneを使用することで、あなたのiPhoneをより長持ちさせることができるでしょう。

弊社の防水ケースは国際規格で定められた最高等級の防水レベル「IPX8」取得、
プールや海水浴場、キャンプでも安心してiPhoneをご使用いただけるオリジナル防水スマホケースです。

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