ワイヤレス充電！Qi対応モバイルバッテリーのメリットは？

ワイヤレス充電規格Qiとは？

近年のiPhoneシリーズやAndroidスマートフォンの多くが対応しているQi（チー）とはどういったものなのでしょうか？
Qiとはワイヤレス充電や非接触給電と呼ばれる規格です。簡単に言えば有線ケーブルを接続することなくスマートフォンなどの機器を充電できるシステムです。
iPhone 8以降にリリースされたiPhoneは全てこのQiに対応していますので、代表的なワイヤレス充電規格として現在では認知されています。
それでは、まずこのQiの規格、詳細について解説しましょう。

Qi規格とは？

Qiとは「WPC（Wireless Power Consortium）」が推進しているワイヤレス充電の国際的な標準規格です。
ワイヤレス充電には「電波誘導方式」というものがあり、Qiもその一つです。
Qiの「電磁誘導方式」は充電器に送電用コイル、充電される側のスマートフォンなどの端末には受電用コイルを組み込んでいます。
この仕組によってQiでは有線ケーブルに接続せずにスマートフォンを充電させることができます。

Qiのメリットとデメリットは？

続いて、Qiのメリットとデメリットについて解説していきましょう。

□Qiのメリットは？
なんといってもワイヤレスで充電できるのはメリットです。スマートフォンと充電器をつなぐケーブルがありませんので断線や端子の故障といったトラブルは圧倒的に少なくなります。
そして、有線ケーブルを用いないので規格にさえ対応していれば機器を問わずに充電できる点もメリットでしょう。
例えばQi規格に対応していればiPhoneでもAndroidスマートフォンでもスマホを充電器に載せるだけで充電が行なえます。

□Qiのデメリットは？
年々、改善されていくことが予測されていますがQiを用いての充電はACアダプターよりも時間がかかってしまいます。
ACアダプターよりも供給電力が小さくなることが多いので、高速充電対応のスマートフォンを持っていても、供給電力が足りずにその性能が発揮できないことがあります。
また、しっかりとケーブルで固定する有線での充電と違って、ワイヤレス充電ではスマートフォンを置く位置がずれると適切に充電が行われないので注意が必要です。

もう一つのデメリットとしては、スマホケースやスマホアクセサリがワイヤレス充電の邪魔になってしまう可能性もあります。
特に革製、金属製のスマホケースやアクセサリがスマホについていると充電できないことがあります。
スマホケースの素材に注意して、快適にワイヤレス充電を利用してくださいね

Qi対応モバイルバッテリーのメリットは？

先述しましたようにQiの規格にはさまざまなメリットとデメリットがあるのですが、
Qi対応モバイルバッテリーにはどのようなメリットがあるのでしょうか？
まず、外出先で友人やご家族と充電器をシェアできる点はメリットでしょう。これまではiPhoneユーザーとアンドロイドスマホユーザーは端子の形状が違うので同じ充電器では充電できませんでしたが、
ワイヤレス充電対応のモバイルバッテリーならば、そういった問題はありません。
そして、ケーブルは意外と断線したり不具合を起こしやすいのですが、こういったトラブルと無縁のワイヤレス充電対応モバイルバッテリーは、
一つ持っていて損はない、便利なアイテムだと言えるでしょう。
また、うっかりケーブルを忘れてしまった。といったトラブルがないのもワイヤレス充電の大きなメリットですね！

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まとめ

今日の記事ではワイヤレス充電規格、Qi（チー）の詳細と特徴、対応モバイルバッテリーのメリットについて紹介しました。
時間のない時は有線ケーブル充電のほうが短時間で充電できるなどデメリットも存在しますが、
特徴を踏まえて使えばとても便利なテクノロジーなので、ぜひみなさんもQiを使いこなして、より快適なデジタルライフを過ごしてくださいね！
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