アクリルキーホルダーの印刷を検討中の方へ!印刷方法をご紹介します

2020年4月4日

アクリルキーホルダーの印刷を検討中の方へ!印刷方法をご紹介します

アクリルキーホルダーの印刷を検討中の方へ!印刷方法をご紹介します

アクリルキーホルダーを作成する際に、業者か自作かで迷っている方がいらっしゃるかもしれません。
仕上がりの品質にこだわりたい方は業者に依頼すると良いでしょう。
この際、業者の作り方を知っておくと依頼する際にスムーズに話が進みます。
そこで、今回はアクリルキーホルダーの印刷方法についてご紹介します。

アクリルキーホルダーの印刷方法をご紹介

業者がアクリルキーホルダーの印刷ではUVインクジェット印刷がよく使用されています。
これは、アクリル板に直接インクを噴きつけるため、板が曲がっていても仕上がりに影響はありません。
さらに、アクリルキーホルダーには2種類の印刷方法が存在しています。
ここでは、この2種類の印刷について詳しく紹介したいと思います。

片面印刷という方法

片面印刷はその名の通り、表か裏のどちらかにインクを噴きつけて印刷する方法です。
表か裏のどちらかに印刷することで完成品の見え方が変わるのが特徴です。
印刷を行わなかった面は、印刷した色を目立たせるために白くなってしまうでしょう。
表面に印刷する方法を表刷り印刷と言います。
表面の印刷は印刷部分に触れるので、印刷の質感を楽しめるでしょう。
裏面に印刷する方法を裏刷り印刷と言います。
裏面の印刷では印刷データを反転にした後にアクリル板の裏から印刷を行います。
印刷面の汚れを防ぎたい方はこちらを利用すると良いかもしれません。

両面印刷という方法

こちらも名前の通りアクリル板の両面にデザインを印刷する方法です。
両面印刷では表と裏で違うデザインを印刷できるため、個性的なキーホルダーが作れるでしょう。
片面と同様に表と裏の2種類がありますが、裏面面の印刷を利用することが多いです。
裏面の印刷ではまず、アクリル板の裏面にデザインが正面になるように印刷します。
もう1つのデザインを印刷する前に、白引き印刷を行います。
白引き印刷によって、表と裏の印刷が透ける心配がありません。
最後に、ミラー反射したデザインを印刷して完成です。

印刷のための基礎知識をご紹介

アクリルキーホルダーを初めて依頼する方には聞きなれない用語があるかもしれません。
ここでは、よく使われる用語を紹介したいと思います。

まずは、サイズです。
アクリルキーホルダーにおけるサイズとは完成品の希望サイズのことです。
また、解像度という用語も作成時に聞くかもしれません。
これは画像の細かさのことで、解像度が高いほど処理に時間がかかってしまいます。
解像度を表す指標としてdpiという単位があり、アクリルキーホルダーの場合は350dpiが基準と考えておきましょう。

次は、カットラインです。
カットラインとは印刷が終わった際に、余分な部分として切取る線のことです。
カットラインがあるおかげで、印刷で失敗することはほとんどないでしょう。
そのほかにも、白打ちと呼ばれる技術があります。
白打ちは強調したい色を目立たせるために塗る白いインクのことです。
アクリルキーホルダーでは白打ちをすることでデザインをはっきりと見せることができます。

アクリルキーホルダーに印刷する際の注意点

アクリルキーホルダーを作成する際に注意するべき点が3つあります。
1つ目はデザインについてです。
表と裏のデザインはなるべく統一するようにしましょう。
両面印刷では異なるデザインを印刷できます。
しかし、表面に立っているデザイン、裏面に寝ているデザインを印刷してしまうと、裏面のデザインが表から見えてしまいます。
これでは、見た目が非常に悪くなり残念な仕上がりになってしまうでしょう。
せっかく依頼したのに失敗したとなっては落ち込みますよね。
特に、初めの内はデザインを統一し、なれてきた段階でデザインを変えて個性を出してみてください。

2つ目は文字についての注意点です。
デザインに文字が入っている場合は反転しないように注意しましょう。
両面に同じデザインを印刷する際に、反転せずに印刷してしまうと文字が読めなくなります。
メッセージをデザインの使用する場合は特に注意してください。
対策としては裏面か表面の一方のデザインを反転することで、両面から見ても文字を読めます。

3つ目は先端パーツについてです。
先端パーツをつける際は、必ずデザインがまっすぐになるように気をつけましょう。
先端パーツは印刷が終わった仕上げに行う作業です。
パーツを取り付けるために、完成品に穴を開けてその部分にパーツを入れます。
この際、穴の位置によってはデザインが傾いた状態になってしまうかもしれません。
完成まで後少しというところでこのようなミスは犯したくはないですよね。
そのため、依頼する際は事前に穴の位置を業者の方にはっきりと伝えるようにしましょう。

まとめ

今回はアクリルキーホルダーの印刷方法についてご紹介しました。
印刷には片面印刷と両面印刷があり、自身の好みに合うものを選ぶと良いでしょう。
また、失敗しないためにこの記事で紹介した注意点を参考にしてください。

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